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Case.07 【田原 香苗 と 田原 叶 の場合】

GM :それではまず、簡単にお互いのキャラクターの自己紹介をお願いします。
GM :PC1から。
香苗:PLとして?PCっぽく?
GM :やりやすい方でだいじょうぶですよ。
香苗:はーい

PL:イノウエ
生命力:8 正気度:6
取得特技【破壊】【我慢】【愛】【手触り】【効率】【科学】
好奇心:情動
恐怖心:夢
アビリティ:【かばう】【頑健】


香苗:田原香苗、28歳。叶の双子の姉?かな。とにかく真面目で思い込んだら一直線、

   融通の利かない研究一本な女性、って感じです。
香苗:「良き理解者であり、良き同僚であり、大事な家族でもあるけれど、

    いつもへらへらしているのが玉に瑕、かしらね。」
香苗:こんな感じかな?

GM :ではPC2もお願いします。

PL:LR_えら
生命力:6 正気度:6
取得特技【刺す】【憂い】【物音】【電子機器】【機械】【教育】
好奇心:技術
恐怖心:霊魂
アビリティ:【連撃】【危機感知】


 :「田原叶……ノゾムといいます。どちらかというと頭を使うよりは

    手先を動かしている方が性に合うのですが、研究員として働かせて

    いただいています。

    年はカナエと同じ28です……双子ですから当然かもしれませんが。」
 : 気はあまり強い方ではなく、どちらかというと日和がちな平穏主義者で、

    いつも困ったように笑っています。
   「カナエはすぐに無理をしがちなので、少し心配に思います。

    もっとも、それがいい所でもあるんですけどね。」
 :こんな感じでいいかな?



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        Room-0
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導入


耳の奥に、微かに水音が聞こえる。
微睡みを感じて、自分が今眠ってしまっていた事に気づく。
長期の研究疲れに眠ってしまったのだろうか。

重い頭をようやく働かせ、ゆっくりと目を開ける。
見慣れぬ研究室。壁も、床も、天井も何もかもが白い。

重い頭を働かそうをしても、何故だか記憶を辿る事ができない。
ふと顔をあげると、共に研究を重ねた同僚が同じように
不思議そうな顔をしていた。


 :「……カナエ?」
   眉をしかめながら周囲を見渡して、カナエの姿に気付いて

   とりあえず声をかける感じかな。
香苗:「ノゾム…ここは…」
   同じく訝しげに首を傾げながらノゾムの方へ近寄ります
 :近寄ってきたカナエを覗き込んで

   「見覚えはないけれど……寝てる間にカナエが運んでくれたってわけじゃ

    なさそうだね。体調は大丈夫?」
香苗:「そっちこそ…それより、これは夢?それとも幻覚?

    それにしてはリアルすぎるわね」
香苗:ノゾムに触れてみます。感触は普通にあるんですよね?

GM :(通常通り触れれますし、ぬくもりもあります)

 :では触れてきた手に手を重ねて

   「僕は問題ないよ。夢、ではなさそうだよねぇ」と改めて周囲を見渡します。
香苗:不安げにぎゅっとノゾムの手を握りながら、同じく室内を見回します。

 


  かすかに聞こえるノイズに、並べられたパソコンが起動しているのだと気づく。
  すると急に耳障りな電子音が響いたかと思うと、
  真っ黒な画面に忙しなく減る数字が目についた。

  違和感のあるその画面を見つめていると、
  ずきり、と痛む脳裏に急激にひとつの事が思い起こされる。

    【これは警告である、この数字がゼロになった時、この部屋は崩壊する】

  誰の声かは思い出せない。
  ただ本能で悟る。

  「はやくここからでなければならない」と。

GM :それではまず、【時間】で恐怖判定を行ってください。

 :2D6>=9 (判定:電子機器)
Insane : (2D6>=9) → 6[2,4] → 6 → 失敗
香苗:2D6>=9 (判定:化学)
Insane : (2D6>=9) → 10[5,5] → 10 → 成功

【田原 叶】→狂気カード一枚所有


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第1サイクル
GM :ハンドアウト【パソコン】【研究室】が追加されます。

 :どちらからいきましょう!
香苗:わたし後でもいいですか!
 :了解、では先にいきますね
香苗:お願いします~
 :シーンはふりますか? この場合はいらないのかな
GM :同じ部屋にいるので不要です。もし導入に迷うようなら1D6を振ってください。
 :了解です!

 

 :では普通に
   警報が鳴って不安げに握られていたカナエの手を一度つよく握り返してから

   「よく分からないけれど……これは急いだほうがよさそうだね。

    とにかく今は手分けをして脱出の情報を探ろう」

   と単独でパソコンに向かいます。
GM :では単独で【パソコン】を調査する、という事でだいじょうぶですか?
 :はい、お願いします。
GM :了解です。それでは特技を選んで判定をどうぞ。
 :では電子機器でお願いします
 :2D6>=5 (判定:電子機器)
Insane : (2D6>=5) → 9[3,6] → 9 → 成功

 :なるほど
 :ではいつもハの字になっていることが多い眉を珍しくしかめて

   「これは…どうにかしなきゃ…」と呟いてシーンをしめます。
GM :了解です。

ハンドアウト【ノートパソコン】が追加されました。

香苗:ノゾムがパソコンを調べる横で、ノートPCの方を調べます。
   とりあえずは単独で。
GM:では単独で【ノートPC】を調べるという事で。
   特技を選んで判定をどうぞ。
香苗:効率、でどうですかね
香苗:2D6>=5 (判定:効率)
Insane : (2D6>=5) → 8[2,6] → 8 → 成功

GM :それでは確認した事の判定をお願いいたします。
香苗:2D6>=7
Insane : (2D6>=7) → 7[3,4] → 7 → 成功
香苗:僅かに息を詰め、顔を歪ませる。横に居るノゾムの服の裾を握り、

   「なんなの…」と呟くと小さくため息をついた。 で、〆で。


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第2サイクル

 

 マスターシーン
  ばさり、と資料が落ちる。
  そこには精神疾患の診断書が含まれていた。
  名前と顔写真の部分は黒く塗りつぶされている。
  見覚えのあるその書類に手を伸ばそうと屈んだところで、
  この部屋に「何か」が充満してきている事に気づいた。
  はやく、はやくでなければ。



GM :では【罠】で恐怖判定を行ってください。

 :2D6>=6 (判定:機械)
Insane : (2D6>=6) → 7[3,4] → 7 → 成功
香苗:2D6>=9 (判定:愛)
Insane : (2D6>=9) → 6[3,3] → 6 → 失敗

【田原 香苗】→狂気カード一枚所有

香苗:どちらがいいですか?
 :どちらでもいいよ! やりたいことがあるなら先でも!
香苗:やりたいことがあるわけではないので、わたしもどちらでも
叶 :あ、マスター ゾーキングなのですがカウントの減り方から

   後どれくらいの時間猶予があるかって判断できますか?
GM :そうですね、のんびりはしていられない、と言ったところでしょうか。

   二時間ないくらいですね。
 :ふむふむ ありがとうございます!
 :では先ほどと同じ順番どおりにこちらが先に動こうかな…
香苗:はーい
 :不安げに裾を掴んできたカナエに「きっと大丈夫だよ」と言おうとした所で

   書類が落ちてきた感じで。
   「危ないといけないから」と、カナエを残して書類を拾いに近づきながら、

   新たな周囲を見渡します。
 :単独で、研究室を調査する感じです

 

GM :あ、失礼しました。一個忘れてました。
 :おお?
GM :ハンドアウトが追加されます

   【青いファイル】【白いファイル】【黒いファイル】です。
 :あ、なるほどw
GM :追加されたものを見て調査項目を変えても大丈夫ですよー。
 :うーん、でも先に大きな所を潰しておこうかな。
香苗:あ、ノゾムくんがよければ一緒に調べたいです
香苗:ってシーンに同席するのは大丈夫なんですよね?
 :あ、うん 大丈夫!
 :はーい
香苗:はい
 :そして確認なのですが、発動します?
香苗:お?
GM:同じシーンなので発動しますね。
香苗:ワオ
GM :<狂気のトリガーが引かれます>



  狂気:異性への恐怖
  トリガー:そのシーンに、自分が異性のキャラクターと2人きりになる。
  この【狂気】が顕在化したシーンに登場している異性キャラクターの中から、

  ランダムにキャラクターを選び、2点のダメージを与える。
 


【田原香苗】生命点8→6

 :これを真っ先に引いたせいで、呼ぶに呼べなくて…!!!w
香苗:そういうことだったのね…ww
 :ごめんねごめんねww
 :ではロールを少し変えて
香苗:しょうがないしょうがないww

 

 :書類を手にとって何かが充満してきている事に気付いて神経が過敏になった

   タイミングで肩を叩かれて、つい過剰に手を叩き落とした感じでも

   大丈夫でしょうか!
 :そしてカナエである事に気付いて「ご、ごめん!」と慌てて謝って

   叩き落した手が大丈夫だったか確認しようとします。
香苗:じゃあびっくりして一瞬泣きそうになりながら、

   「だ、大丈夫よ。それより、それ」って書類を確認するよう促します。
香苗:ちょっとショックだったので手は引っ込めて。
 :引っ込められたら無理には確認しようとせずに「本当にごめん…」と

   しょんぼりしながら手に取った書類をカナエに渡します。

   「色で分かれているみたいだけど、なんだろう…確認してもらえるかな?」

   (ロール的に渡す口実なので調査を促す発言ではありません
 :書類も気になるのだけど、何かが充満してきている事に気付いたので、

   そちらの方を警戒して居る感じです。何かが入れられているならそこが外部と

   繋がっているのではないかと疑い、耳を澄ます感じで、研究室の調査を行おうと

   思います。
 :この調査の間に会話をする感じで、パソコンとノートPCの秘密を

   交換したいのですが、大丈夫でしょうか?
GM :大丈夫ですよ。ではお互いに交換するという事で、全体公開にしてください。

 


  パソコン:真っ黒な画面に一面赤い数字が並んでいる。
       見つめているそばから忙しなく数字が減り、

       タイムリミットが近い事を思い知らされる。
  秘密>ショック:なし
     あなたはこの数字がゼロになると、部屋に毒ガスが満ちる事を思い出します。
     そして同時に、これを止めればなんとか脱出する事ができるのではないかと

     気づくでしょう。

 

  ノートパソコン:よく調べるとこのPCと黒い画面のPCは繋がっている。
          データを共有している様にも見えるが、
          この画面には一つのメモ帳のデータしか残っていない。
  秘密>ショック:全員
     そのデータを開くと、「その首で贖罪を。」とだけ書かれていた。
     改めて部屋を見回すと、仮眠用のベッドに
     柔らかい布にくるまれた赤子の様な人形とノコギリが置かれている。
     やけに違和感のある組み合わせに、恐怖を感じ得ずにはいられなかった。
     これをみたPCは【切断】で恐怖判定を行う。

GM :ではPC2もこの秘密をしってしまったので恐怖判定をお願いします。
 :はい!
 :2D6>=6 (判定:刺す)
Insane : (2D6>=6) → 12[6,6] → 12 → スペシャル(判定成功。【生命力】1点か【正気度】1点回復)
 :減ったのが戻ったw
香苗:おおww
GM :では改めて調査判定をどうぞ。
 :壁に耳をあてたりで配管を伝う空気の音が聞こえないかとか、

   いろいろ試しつつ「物音」で
 :2D6>=5 (判定:物音)
Insane : (2D6>=5) → 3[1,2] → 3 → 失敗
 :まさかのw
 :カナエの話しをきいて気がそぞろになってしまって、落ち着こうとするあまり

   少しばかり口数が多くなってしまっている自分に気付き。

   「話しながら音を聴こうとしても、無理があるよなぁ」

   と自分の失態に気付いて少し落ち着こうと思う感じです!
 

香苗:えーと、調査と感情を結ぶのは同時にできないんですよね。
GM :どちらかのみになりますね。
 :不都合がなければ呼んでおいてその場で交換することで

   感情を結ぶことの代わりにもできるのかな
GM :情報の部分でのみ見るのであれば、それもありですね。
香苗:じゃあ、不可解な文章や、明らかにされた秘密に動揺して不安になり、

   ノゾムに共感を求める…かんじで、「感情を結ぶ」
香苗:じゃあ「愛」で
香苗:2D6>=5 (判定:愛)
Insane : (2D6>=5) → 9[4,5] → 9 → 成功

 

GM :無事感情が結べたようなので、内容を決めましょう。FTと打ってください。
 :FT
Insane : 感情表(5) → 憧憬(プラス)/劣等感(マイナス)
香苗:FT
Insane : 感情表(1) → 共感(プラス)/不信(マイナス)
 :(これどっち選んでもおいしい)
香苗:まさに共感が出たので共感で
香苗:わかる
 :劣等感抱いてる弟とかめっちゃおいしすぎない?? 

   ってなったけど素直に憧憬でw
香苗:おいしいなあ…

感情>PC1→PC2 共感(+)  PC2→PC1 憧憬(+)

香苗:調査を行うノゾムの背に寄り添い、不安から来る饒舌さに任せて話しかける。

   ノゾムの相槌に徐々に心が落ち着くのを感じた…ってかんじで
香苗:さっきの物音失敗に繋げる感じで


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第3サイクル

 :順番はおまかせしますぞ・v・
香苗:順番通りで大丈夫そうならノゾムくん先で
 :はい、ではこちらから
香苗:あ、感情結んである場合ってお互い情報共有起こるんですか?
GM :そうですね。この先はどちらかが調査判定に成功したら全体公開となります。
   それと、感情を結んだので、相手の判定に修正をつけれます。
   今回はお互いプラスなので、判定の達成値を減らす事になるかな。
 :判定の前に申告ですよね
GM:前ですね。
香苗:はーい
 :はい、了解!

 

 :ではカナエの話しを聞きながら落ち着いてきたタイミングで

   「大丈夫だよ、カナエはいつでも僕の自慢の姉さんなんだから。

    今回だって、なんとかできるさ、いつだってそうだったろ?」

   と頭を撫でようとしてためらい、遊んだ手でカナエの持っている書類を

   再び受け取る感じで。
 :そう、どれにしようかな…
 :うーん、黒いファイルを教養で調査してみよう
 :2D6>=5 (判定:教養)
Insane : (2D6>=5) → 8[4,4] → 8 → 成功
GM:ではこちらは全体公開になります。
 :はーい!


  黒いファイル:背表紙の黒いファイル。
         研究内容というよりは記事のスクラップのようだが…。
  秘密>ショック:PC1
     ふと手にしたファイルにはさまれた週刊誌の記事に、

     こんな風にかかれていた。
      「電子工学の最先端技術者、殺人かー」

      「✕✕年✕月に、都内某研究室にて事件は起きた。
       被害者は頚部損傷の後出血多量にて死亡、
       容疑者は現在身柄を拘束中」

     そこに容疑者として写る顔写真は、紛れもなくPC1のものだった。

     そして被害者として載っている写真、それはPC2と瓜二つであった。
     この新聞記事が本当ならば、PC2とは一体…

     これをしったとき、PC1は『埋葬』で恐怖判定を行う


 

GM :それでは香苗さんは恐怖判定をどうぞ。
香苗:2D6>=6 (判定:愛)
Insane : (2D6>=6) → 8[2,6] → 8 → 成功

 :隠すまでも無く見つかった記事にショックを受けるカナエを目にしながら、

   何も言わずに”いつもとおなじ困ったような笑顔”を浮べてつつシーンを〆です!
香苗:記事の内容にショックを受け、混乱も露に「嘘よ…」「嘘、嘘、」と呟きながら

   青いファイルを調べます。
香苗:うーん、「効率」かな?
香苗:2D6>=5 (判定:効率)
Insane : (2D6>=5) → 9[3,6] → 9 → 成功
GM:成功なので公開しますね。


  青いファイル:背表紙の青いファイル。
         数々のレポートがまとめてある。
  秘密>ショック:なし
     電子工学に関する資料のようだ。

     「昨今アンドロイドの使用はごく日常的に行われており、
      その精巧さに人と見紛うほどだと言われている。
      その用途は多岐に渡り、工場でのライン作業や
      各種ビルやホテルでの受付、そして果てには死刑執行の
      見届けにも使われている。
      また、徐々にではあるが、自身の感情を持てる人工知能の
      搭載もすすめられている。
      だが繊細な作り故に、隠しきれぬ脆さも未だ残っている。
      頭部接続部、それと水だ」
      これを見たあなたはここがそのアンドロイド技術の研究室であり、
      自分もその一員だったという事を思い出す。

 


香苗:「うそ…」と消え入りそうな声で呟き、うつろな目で室内を見回した後、

   笑みを浮かべるノゾムへ縋るように手を伸ばして、それから項垂れます。
香苗:そしてシーン〆で。


 


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第4サイクル

 

 マスターシーン

  研究室を見回すと、数字を表示するPCにつながれたガラスの保管容器に気づく。

  中は空洞で、大きさは人の頭がひとつ、入る程度だ。
 


GM :ノートPCの秘密をもっていれば『哀しみ』で恐怖判定を行ってください。

香苗:2D6>=6 (判定:愛)
Insane : (2D6>=6) → 6[2,4] → 6 → 成功
 :2D6>=9 (判定:機械)
Insane : (2D6>=9) → 6[2,4] → 6 → 失敗

【田原 叶】→狂気カード二枚所有(うち一枚顕在化済み)

 :ここで判定近いのが機械ってのがまた
 :とくに希望がなければ順番どおりにいきます?
香苗:ですね。
 :ではこちらから。

 

 :項垂れているカナエに声をかけようか迷いつつも、自分も結構いっぱいいっぱい

   だったりするので頭がうまく回らなくて言葉が思いつかず、そっと背を向けます。   そのまま改めて研究室を調査しようかと。
 :では再び物音で
 :2D6>=5 (判定:物音)
Insane : (2D6>=5) → 8[4,4] → 8 → 成功

 

 

   研究室:一見普通の研究室。

       複数台のPCと複数台の棚。

       ひとつ違和感を覚えるなら、この部屋には扉がない

   秘密>ショック:なし 拡散情報

      よく壁をみると、もともとあった扉は固く埋められてしまっている。

      この部屋は「故意に作られたものだ」と気づく。

 

 

 :「人間は、やっぱり落ち着いて行動しないと、ダメだよね」と

   やっぱり困ったように笑いながら、おそらくもう時間がないであろう

   パソコンの画面をみながら呟きます。〆!
香苗:ノゾムの声に顔を上げ、「そうね…」と頷き、白いファイルを拾い上げます。
香苗:のろのろとページを開き、「効率」で調べる。
香苗:2D6>=5 (判定:効率)
Insane : (2D6>=5) → 9[3,6] → 9 → 成功


  白いファイル:背表紙の白いファイル。
         他のファイルより華奢な作りだ。
  秘密>ショック:PC2
     それはどうやらアルバムのようだった。
     仲良く寄り添う二人の姿、それは紛れもなくPC1とPC2の姿であった。
     とても幸せそうに笑い合う写真や、
     互いの何気ない表情を収めたそれを見ていると
     忘れてしまった何かを思い出すような気がする。

     記憶を辿るようにページをめくると、PC1の字で

      「✕✕してしまって、ごめんなさい」

     と書かれていた。

     これを知ったときPC2は『情景』で恐怖判定を行う

 



 :2D6>=6 (判定:物音)
Insane : (2D6>=6) → 7[1,6] → 7 → 成功
香苗:ショックを受けた様子のノゾムに力なく微笑んでみせ、頭を抱える。

   「…ごめんなさい」何度も呟く声はそのうち涙声になり、床に崩れ落ちる。

   弱々しくすすり泣く声だけが聞こえる…で、〆。



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クライマックス


  室内の様子から、この部屋、そしてあなた方に残された時間は

  あと僅かである事に気づくでしょう。
  あなた方は最後の決断をしなければなりません。
  この部屋で、最後に何をしますか?

  何をしても構いません。
  あなたのしたい事を申告してください。
  それについて判定を行います。

  もしその申告が相反するものの場合は、別判定をしてから決めます。

 :ロールをはさむ余裕はあります?
GM :ぜひお願いします。
 :では、カナエにむかってゆっくりと向き直って声をかけます。

   「ねぇ、カナエ」
 :「キミは、僕にとっても、本当に自慢の姉さんなんだ」
   そして見慣れているだろう困ったような笑顔を向けながら、問いかけます。
   「キミは、どう、したい?」
香苗:俯いたままノゾムの言葉を聞いていたカナエは、問い掛けにゆっくり顔を

   上げます。
香苗:「…私、私は…人を殺したの」自分の記事に目を向けて、

   「それは私、私のしたこと」と言ってまた俯きます。
 :「うん、知ってる」と頷きます。
香苗:ぱっと顔を上げて驚いた後、表情を歪めながら「どうして…」と呟きます。
香苗:「どうして、なんで…私、あなたを殺したのよ!」叫んでノゾムを睨みます。
 :「それでも、自慢の姉であることに、代わりはないから……かな?」

    睨まれても穏やかな表情のままで返すかな。


 :「僕は、キミが苦しむ姿は、見たくないんだ」
 

香苗:「…どうしてあなたはいつも、そうやって…」

   言いながら涙が零れてきて、俯きます。
   「やっぱり、あなたは”ノゾム”なのね」

   呟きながらポケットからナイフを取り出し、それを首元へ当てます。
 

香苗:「ごめんなさい。あなたを…”ノゾム”を、愛してしまってごめんなさい」

   微笑みを浮かべながら刃を突き立てる。
 

 :あっと、刃を突き立てる前に静止したいな
GM :了解しました。ではこれが最終判定になります。

   お互いに【情景】で判定を行ってください。
   成功が最低条件、その上で判定値の高い方の行動が優先されます。

 

 :2D6>=6 (判定:物音)
Insane : (2D6>=6) → 4[1,3] → 4 → 失敗
香苗:2D6>=7 (判定:我慢)
Insane : (2D6>=7) → 7[2,5] → 7 → 成功

 

 

GM :では後一歩届かず、その刃はざっくりと彼女の首に突き刺さります。
 :では「カナエ!」と叫びながら、止める間もなく刃をつきたてたカナエに

   駆け寄って抱き起こします。
 :「……これが、キミの、望み?」と手を握り締めて問いかけてみる
香苗:ひゅうひゅうと息を漏らしながら、ノゾムを見上げてにっこり笑って応えます
 :「そっか……じゃあ、仕方ない、ね。」

   安心させるように笑いかけてから

   「僕は、君のノゾム世界を、叶えるよ」と抱きしめます。

 

 


あなたが彼女を抱きしめると、時期にその体温がなくなっていくのを感じます。
ずるり、と力なく落ちる彼女の腕が、その命の灯火が消えたことを示すでしょう。
そして彼女が息絶えたと同時に、この部屋に満ちる毒ガスの噴射が止まります。

その最後の瞬間まで彼女を抱きしめていたあなたですが、不意に耳元…
いえ、脳内に響く様にとある言葉が聞こえてきます。
「任務完了」…と。

その言葉を聞くと同時に、あなたは今までしていた「困ったような表情」から
何も感じていない表情へと変わっていきます。
そして彼女を床に下ろすと、血まみれになった白衣を気に留める様子もなく、この部屋から出ていきます。
扉をくぐった彼の頬には、流れるはずのない涙が、
一筋流れていくのでした




 

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